ピックアップ施工事例 子育てし易い町家
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ピックアップ施工事例
路地奥に佇む京町家 テーマは『子育てし易い町家 』 京都市南区東寺

車の入れない路地奥に有る昭和初期建築の古民家。 
敷地面積は、14.8坪。東西両面は、隣家とくっ付くように建っており、窓が有りません。間口が狭く、奥に深い、いわば鰻の寝床スタイルの家。 
施主様は、子育て真っ只中の共働きの若いご夫婦です。安全な環境で、快適に子育てをしたいと強く希望されており、箇条書きされたご要望の数は、33項目です。
その熱い思いで綴られた文字をプランナーが、一つ一つ間取りへと書き換えていきました。デザインは、可愛いらしい奥様をイメージしています。

☆工事途中の様子が、ブログの平成24年9月〜12月に紹介されています。ぜひご覧ください。

※画像をクリックすると拡大表示します。

外観①

広く見えるかもしれませんが、間口は5mです。そこに玄関と自転車置場、そして濡れ縁をイメージしたウッドデッキを製作しました。  深い庇(ひさし)と広めのアプローチを造ることで、ゆったりとした過ごし易い空間になっています。ご近所の皆さんとも会話の弾む玄関先ではないでしょうか?

外観②

鉄製の花台。初めての訪問で見た時から再利用すると決めていました。製作後30年以上は経っており、そのまま使える状態ではありませんでした。 
不要部分や痛みのひどい箇所は撤去し、リフォームして再登板?!です。この鉄製花台の美しさは、チューリップの花びらを思わせるカーブの竪(たて)格子にあります。 
次の30年間、またこの家の顔として頑張ってくれることでしょう!!

外観③

西側の玄関とは別に、東側のテラスサッシ戸からも室内に入ることが可能です。こちらは、子供達のフリースペース。ウッドデッキのすぐ外側にある洗い場で汚れを落として直接室内へ入れる設計です。 
また、ウッドデッキに腰おろして、路地を走り回る子供達を眺めながら休日の一時を過ごすなんて、とても素敵ですね。

玄関

玄関は、木製竪格子の引戸へリフォームしました。網戸も木製です。この風合いはアルミやシート貼りの建材では、決して出せないものです。天然素材だからこそのメンテナンスの手間は諌(いさ)めません。そのような手間も楽しめるお客様でなくては、お勧めできない商品であることも、また事実です。
玄関内部は、もう一台自転車やベビーカーが置けるように広めに設計しています。 

玄関造作収納

施主様のご要望を最大限取り入れた玄関造作収納です。『造作』とは、『現場で大工が造る』という意味です。飾り台の天板は、銀杏(いちょう)の無垢材。 竪格子のFIXを通して、路地から天板に飾った生け花などがさり気無く見えるプランニングになっています。取手は、輸入雑貨店で仕入れたもの。国内メーカーの既製品には無い個性があります。上部の小さな扉は、取手レスにしています。

子供達のフリースペース

路地に面したウッドデッキ隣接の小部屋。ここは子供達のフリースペースです。 遊んでどろどろで帰ってきても、表側にある洗い場で綺麗に汚れを落としてから直接、家に入れる設計です。床面は、足にソフトな畳敷きにしていますが、メンテナンスを考慮して、藺草(イグサ)でなくコーティングされた和紙の畳表を採用。 変色がなく、汚れが拭き取りやすい素材です。
玄関廊下を通ってLDKへとつながっています。廊下には、フランス製の個性的な無垢材フローリングを施工しています。 また、ちょっとした来客の時など、奥のリビングでなくこの部屋で気楽に接客することも可能です。

LDK①

『 子育てし易い家 = 家事動線の優れた家 』 
LDKは、家事動線の基点となる所です。朝起きてからの奥様の一連の家事動線を考慮して間取りを設計しています。 実際にお住みになっている家を訪問し、そこでの問題点や家具の配列なども見させて頂きました。
図面上で一日の動きのシュミレーションもして頂きました。この家を設計担当したプランナーは、『自分が住みたいと思えること』を設計のゴールにしています。 
言い換えるならば、一切の妥協の無いプランニングです。結果、施主様には満足頂けているご様子です。 

LDK②

玄関廊下からLDKを臨んだ写真。右手前は、WCと2階への階段室の扉。WCは、リビングからダイレクトな出入りにならないように階段室へ配置。また階段からの冷気と熱気もこの扉でシャットアウトする設計です。左手は、キッチンですが、来客者からキッチン内部が見えにくいように木製の竪格子を造作しました。また子供がキッチンに入り、刃物などに触れないよう、鍵付きの格子バタ戸を付けています。 これは施主様からのご要望の一つです!奥に見える窓から真正面にある玄関廊下の窓のラインは、風の道になっています。このように風の道を作る窓の配置は、とても重要です。

LDK③

上の写真の反対側(リビング奥)から撮影したもの。リビングの入口のアンティーク建具は、施主奥様の可愛らしいイメージにぴったりだと、プランナーがお勧めして選んで頂いたもの。
凝った硝子の文様は、今では製作不可能と言っても過言ではありません。 このようにアンティーク建具には、手間暇惜しまず物造りされていた古き良き時代の逸品が存在します。

 

LDK④

LDKのリビングゾーンです。窓が多く、奥まった一角。大きな天窓が有る高い勾配天井の真下。最も寛(くつろ)げる場所に家族団欒のスペースを配置しました。またキッチンでお料理する奥様からご家族の姿が一望できるゾーンニング(間取り配置)になっています。床は松の無垢フローリングに昔ながらの天然素材 『ベンガラ』と『柿渋』を塗り、仕上げには『エゴマ油』を使っています。
市販の塗料では出せない美しい風合いだと思います。またこのベンガラ+柿渋は、時間の経過に伴ってその色を変化させていきます。まさに生きた素材です!

LDK⑤

リビングゾーンの真上に有る大型の天窓。概して両サイドに窓の無い京都の町家には、この天窓はとても有用なパーツです。この家には2箇所天窓を設置しました。リビングゾーンと階段室。東西に窓は皆無ですが、暗いという印象は全くありません。

LDK⑥

対面キッチンのカウンターをモザイクタイルで製作しました。『 お洒落 』という言葉がピッタリな素材。大正期から昭和の初め頃に建築された町家には、西洋建築の影響でモザイクタイルで造られた流し台や洗面が多く有ったようです。
『古いけれど新しい』昔の建築を知らない若い世代のお客様には、このモザイクタイルは、とても人気の高い素材です。キッチンパネルでなくモザイクタイル。弊社のお勧め素材の優等生です!! 

階段

施工前は、1間(2m)上がり切りの京町家特有な急勾配の階段でした。緩やかな回り階段にリフォーム。これも施主様のご要望の一つでした。そして天窓を設置。天窓が無ければ、真っ暗な空間です。 吹き抜けが有り、圧迫感が無い空間に仕上がっています。

2階居室(和室)

2階は、コストを考慮して、既製品の扉や建材を使って内装を仕上げています。1階の仕上げに比べてどうでしょうか? 2階は、二部屋有るのですが、そのいずれにも壁面いっぱいのクローゼットを設置しました。居室の空間を最大限生かすために収納は、とても重要な役割を担っています。

アンティーク建具

大正から昭和初期製作のアンティークの建具を再生リフォームして、設置しています。新品の建具では決して出せない何とも言えない情緒的でノスタルチックな雰囲気を醸し出してくれます。
ただ残念なことに近頃では、質の良いアンティーク建具が減ってきており、探すのに一苦労しているのが現状です・・・。

モザイクタイル造りの洗い場とアンティーク水栓

モザイクタイル造りの洗い場で、綺麗に汚れを落としてウッドデッキから室内に入る設計です。これからお子さんを育てていくための家。フリーオーダーだからできるプランニングの 楽しみです。ウッドデッキは、昔ながらの縁側の濡れ縁をイメージしています。ご家族や近所の皆さんと仲良く夏の夕暮れ時などを気長に楽しむのも風情があって良いものですね!

洗面ドレッサーとモザイクタイル

どうしても洗面台横の壁面が水跳(は)ねで汚れてしまいます。その汚れ防止のためにモザイクタイルを貼ってみました。無機質なパネルと比べて、モザイクタイルは見ていて心が和む美しさを持っているように思います。
 

アクセサリーキット

■自転車置き場の両袖壁に設置した収納式の物干しキット
使う時のみステンレスのワイヤーを引き出して、洗濯物を干すことができます。ここではカッパを干すのに最適だと思い設置しました。

■WCのアクセサリー
TOTOやINAXではなく、以前と違って個性豊かな商品を独自にデザイン生産しているメーカーが沢山存在します。お客様の個性に合った素敵なアクセサリーや小物がきっと見つかります!!

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