『洋館造りの古民家』へリノベーション (京都市左京区岩倉) VOL.5
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お待たせしました、比叡山が美しい、岩倉の家の続報です。
足場とシートがつけられた外観は、ほぼ変わらず。
…が! 内部はどんどん進化しております。
職人さん、…ではありません!
お施主様ご本人です。
記念に、後ろ姿を撮らせていただきました。
ご主人が、休日ごとに現場へいらっしゃって、木部の
巾木・窓桟・ドア・フローリングの仕上げ塗装をされています。
奥様も、小さなお子様をあずけて駆けつけられ、
お2人で協力して作業される日もあります。
2度塗り仕上げのため、乾かしたり動かしたり大変です。
ご家族には、お子様が3人いらっしゃいますので、
奥にある洗面所の他に、もうひとつ手洗いを…と、
弊社の設計・デザイン担当者が「お洒落な洗面台」を提案。
廊下ぞいにあり、家族の動線を遮らないよう曲線でデザインされた
このカウンターは、最後にピカピカのタイルで仕上げられます。
なにかと散らかりがちな洗面所・お風呂場まわりに入らずに済むため、
外から帰ってきたお子様はもちろん、
大切なお客様にも、気軽に手を洗っていただけそうです。
キッチンカウンターも、ほとんど出来上がりました。
カウンターの裏側には、シンク・ガスコンロ等があります。
むこうの壁面にはこれから、炊飯器などが収納できる
弊社設計のパイン材の棚が取り付けられる予定です。
キッチンカウンターも、お施主様が自ら、ペンキ塗りをされます。
さて、最初に、外見は変わらず…と申しましたが、
シートの内側では着々と左官職人さんの作業が進んでいます。
例えるとしたら、家の皮膚を作る?という感じでしょうか。
壁の骨組みの上から、防水紙を貼り、ラスと呼ぶ金網をはりめぐらせ、
ラスを支えにモルタルを塗り、仕上げの色塗装を行います。
ハイ! モルタル塗りまで、終わりました。
窓の上下にあるでっぱりは、窓格子の土台です。
次回は、中も外もフルカラーの、仕上げ色でご紹介いたします。
さあ、どんな色の家になるのでしょうか?
お楽しみに!
ここまでおつきあいいただき、ありがとうございました。
Blogged by 小川 還
( 監修 : 松山 一磨)
2013年7月19日 5:08 PM | カテゴリー:洋館造りの古民家 VOL.5 | コメント(0)