左京区北白川事務所 Vol.7
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左京区北白川の事務所改装の続報です。
時期外れとなりましたが、Vol.6で消えた壁部の改装、
「暖炉コーナーづくり」をご報告いたします。
こちらから以前の状況がご覧いただけます。
窓台の枠まで木製…という、今となっては珍しく
昔懐かしいオーダーメイドの窓も、弊社にすっかり
馴染んで(なじんで)きたようです。
時折、コトン!カツン!と屋根にあたるどんぐりの音。
まだ冬の半ばの昼下がり、スタッフ一同が集まりました。
本日まで、コンクリートブロックを組んで積み上げ、
白のモルタル塗装と焦げ茶のタイル貼りで仕上げた
暖炉コーナーの姿です。
工事完了につき、弊社の設計デザイン担当者が
周辺の状況を初めてチェックします。
いかがでしょうか?
皆様も、設計士の目でご覧になってみてください。
「この空間は、何かが足りず、寂しいです!」
と、設計デザイン担当者のひと声が。
すぐさま、追加工事にとりかかりました。
まるでパウル・クレー(→こちら Paul Klee)の絵のような、
鮮やかで色とりどりの陶器タイルを縦に並べることになり、
まず、タイルを貼る土台となる木部を造作していきます。
同時に、
大工職人の手で、建具の枠を太くし厚みをもたせ、
スイスの古民家のように木部の存在感を際立たせます。
色調を確かめながら慎重にタイルを貼り進め、
目地材(めじざい)を塗り込み、乾かします。
数時間後に目地材を拭き取り、本日の工事が完了しました。
皆様、いかがでしょうか?
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最後に、暖炉に火を入れてみました。
まだ寒かったこの時期、本物の火を見て暖まり、
ほっとするひと時でした。
では、次回こそ、完成後のすべてをご披露したいと思います。
おつきあいいただき、ありがとうございました。
Blogged by 小川 還