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居間
床の間がなかったので、2間の押入れの半分を床の間へ変更リフォーム。施主様のお気に入りの調度品が並んでいます。
大正期製造のベンガラ色の格子戸がとてもこの空間を生かすポイントになっています。木製の柱、枠を濃い色で木目出し塗装しましたが、天井の色は、あえてそれより薄めにして、メリハリをつけました。
この家のリビング的空間の8帖和室。長く居ても落ち着けるのは、古民家ならではの雰囲気とアンティークの建具や家具の癒しの効果だと思います。
居間
窓に格子戸をはめ込みました。
障子も検討しましたが、部屋を暗くしたくないという施主様のご要望もあっての格子戸。
隣のベンガラ色の建具との相性も上々ではないでしょうか?
施主様のアンティーク家具との相性は言うまでもありません。
居間
皆さんでお茶を楽しめるように炉(ろ)を造りました。
この炉框や茶釜は、お客様の所有の品を再利用したものです。
居間
アンティークの建具、木製の天井板、和紙調クロスのコンビネーションに癒されます。
階段
古い手摺を撤去して、階段板と天井の間に木製の竪格子をリフォームしました。
壁面を造って壁紙を貼るだけの施工に比べて、ずっと綺麗ですし、木の温もりも伝わるのではないでしょうか?
2階ロフト
もともとあった大きな丸太梁。掃除をして木目出し塗装のリフォームをしました。
古民家特有の皆さん大好きな素材です!
2階ロフトへの吹き抜け
2階ロフトには窓がありません。床の一部を開口し、吹き抜けを造り、光と風が通るようになっています。
フリースペース
ミニキッチンもある1階フリースペース。
施主様のアイデアで窓下の空間に窓台をリフォームし、お客様をもてなすための綺麗な珈琲カップを配列しました。いわばお施主様のコレクションです。珈琲カップは、飲むだけでなく、見ても楽しめるんですね!
その他 After 写真
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1階フリースペース
松の無垢フローリングに木目出しの塗装を施しました。
施主様が永年かけて集められたアンティークの家具と自然に溶け込む色に仕上がっています。
建具
京都夷川の古建具屋さんで購入した大正から昭和初期製造のアンティーク建具です。
破損部分をリフォームしたり、ガラスを装着して冷たい風が抜けないようにアレンジしました。
最近主流のメーカー製造の木の印刷がされた建具では、けっして表現できない温もりを感じるのではないでしょうか?
1階フリースペース
天井が低かったので、天井板は張らずに2階の床を支える構造材をそのまま見せて、天井高を確保してあります。
住宅としては、一風変わった仕上がりになっています。
建具
こちらは、新たに製作したWCの建具。無垢のアンティークの建具に比べていかがでしょうか?
小窓を3箇所作って、内部からの明かりのこぼれを楽しんでみました。